関節がボキッと鳴る正体?!! スタッフブログ
関節がボキッと鳴る正体
関節を動かす際、ポキッいった音(クラッキング、ギャピテーション)がすることがあります。
一般的には「関節包内にある関節液内に生じた泡が弾ける際に出る音」だという見解が主流だと思います。
しかしそれ以外にも原因があることが分かってきたようです。
関節を通常以上に曲げると瞬間的に関節包内部の容積が増加
↓
関節内圧の減少
↓
これまで関節液中に溶け込んでいた空気(窒素あるいは二酸化炭素)が溶け込めなくなって気泡を発生
↓
次の瞬間には気泡は破裂してポキッとする音を発生
↓
関節を鳴らすと気泡は分散して小さくなり再び関節液中に溶け込む。なお気泡が完全に溶け込むまで20分ほどかかるそうなので、その間指関節を
鳴らそうとして力を加えても鳴らすことはできない。
ということのようです。
しかしそれ以外にも原因があることが分かってきたようです。
関節を通常以上に曲げると瞬間的に関節包内部の容積が増加
↓
関節内圧の減少
↓
これまで関節液中に溶け込んでいた空気(窒素あるいは二酸化炭素)が溶け込めなくなって気泡を発生
↓
次の瞬間には気泡は破裂してポキッとする音を発生
↓
関節を鳴らすと気泡は分散して小さくなり再び関節液中に溶け込む。なお気泡が完全に溶け込むまで20分ほどかかるそうなので、その間指関節を
鳴らそうとして力を加えても鳴らすことはできない。
ということのようです。
一般的には関節を鳴らす行為は、関節が太く鳴るからやらない方がいいと言われていると
思いますが、ドナルド・L・アンガーは60年以上にわたり、毎日左指の関節を計36500回
鳴らす一方で、右の指関節は決して鳴らさないという生活を続けたが、左右どちらの手にも
違いはなかったと発表したそうです。
(ドナルドはその「功績」により2009年イグ・ノーベル賞(医学賞)を受賞)
腕や肩甲骨を大きく回すたびに、肩関節周囲や肩甲骨周りがボキボキとする音。
上記の音では説明できず、滑液包の問題として捉えることが多いようです。
その他の要因として、骨に接続した腱や靱帯部分が音を出すこともあり、
これは膝関節および足関節にも多く見られます。
実際のところ
「よく分かってない」
ということのようです。命や痛み、手術に関係ないことは研究が進まないそうなので。
慢性腰痛でお困りの方は、あんず鍼灸整骨院までお越し下さい
保険部 田中