美容鍼について

美容鍼とは？

※美容鍼は現在、受付しておりません。

お肌に直接鍼を刺すことで肌細胞や筋肉が刺激され、修復作用(免疫系)が働きます。
また、リンパの流れや血流がスムーズになり、むくみや顔のこりが取れ、肌にハリやツヤが現れます。

皮膚のはたらきと構造

皮膚は人体の表面を覆って内部の大切な器官や臓器を守り、体温を調節し、体の水分・体液が失われないようにするなど、体を正常な状態に保つ上でとても大切な働きをしています。
皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織の3層構造からなっています。

表皮

皮膚の一番外側にある厚さ0.2mm程の薄い膜で、主な働きは外からの刺激が体内に侵入しないように防御しています。万一、刺激が侵入してきた時にその情報を神経に伝える保護作用の働きがあります。
表皮は上から角層、淡明層、顆粒層、有棘層、基底層の５つの層からできています。ここではおよそ28日周期で細胞が入れ替わるターンオーバーが起こっているので、表皮が傷ついても健やかな状態に戻せるようになっています。

真皮

表皮の下にある、肌の土台のようなものです。汗腺、皮脂腺、毛根などがあり、血管、リンパ管、神経が通っていて、表皮の基底層で細胞を作り出すための栄養を補給しています。
また、コラーゲンとエラスチンという線維組織が皮膚のハリや弾力を保ち、毛細血管が栄養と酸素を肌のすみずみまで届ける働きがあります。

皮下組織

肌（皮膚）の3層構造のうちもっとも内側にある組織で、表皮と真皮を支えています。
皮下組織は大部分が「皮下脂肪」で、そこに「動脈」や「静脈」が通っており、肌（皮膚）組織に栄養を届けたり、老廃物を運び出したりしています。

美容鍼の効果

美容鍼では、鍼を刺すことによって、真皮層やさらにその下の皮下組織を刺激し、筋肉に巡っている血流やリンパの流れが改善されます。
そうすることによって、肌の土台となっているコラーゲンやエラスチンの産生が活性化し、新陳代謝も盛んになり、みずみずしく潤った弾力とハリのある肌に生まれ変わりやすくなり、次のような効果が期待できます。

● むくみの改善
● リフトアップ
● 美肌効果
● しわ、くすみの改善
● にきびの改善

施術前

施術後

左の頬が少し上がり、法令線が薄くなっています。そして、輪郭がシャープになっています。
個人差はありますが、施術直後には頬のリフトアップやむくみの改善によって輪郭がすっとすることが実感できます。
定期的なお手入れをしていくと、むくみもすっきりし表情筋のこりもほぐれるので、リフトアップした状態を維持することができます。
また消炎鎮痛作用もあるのでニキビケアにも効果的です。

美容鍼のメニューについて

美容鍼のみのメニューは、お顔の鍼と上向きで受けていただける足や腕、肩周りの施術をセットにした、お気軽に美容鍼を受けていただける内容となっております。
また、美容鍼と全身施術とのセットのメニューでは、骨盤矯正や身体への鍼灸施術で全身のバランスを整えながらお顔の鍼をしますので、身体の根本からお肌の状態を整えることができます。
にきびや肌のくすみ、たるみ、むくみなども内臓の状態や骨格のバランスから生じることもありますので、全身施術とのセットをおすすめします。