第4動作 真向法 スタッフブログ
第4動作: 背筋を伸ばし、両足の間にお尻を落として座る。指先を前に向けて、手を床に着ける。両肘を少しずつ曲げて、上体を徐々に後ろに倒す。肩が床に着いたら、そのまま両腕をまっすぐに伸ばして床に着ける。
健康づくりに有用な点
筋肉や神経、骨格を柔軟にすることで、血液やリンパ液などの体液の循環がよくなり、運動能力も高まり、正しい姿勢になる。これにより、疲労が回復しやすくなり、血液の滞りによる障害も起きにくくなる。
座ったままできる簡単な体操であり、運動不足気味の現代人、特に、デスクワークで座りっぱなし、あるいは立ち仕事の連続などで、体の働きが偏っている人の生活にマッチした体操といえる。
日常生活での活用
【真向法を始める】
真向法は、4つの動作を実践するという簡単なものであるが、継続して、一生をかけて修練するものと言われる。
風呂上がりや就寝前等に、第1~第3動作を行う。各々の動作は、10回程度を1クールとし、2~3クール行い、最後に第4動作をしばらく続ける。所要時間は、5分程度である。
一般向けの書籍も出版されており、自分でも実践しやすい。
出典・参考図書
・ 『真向法体操』 長井迥著 朝日ソノラマ
・ 『3分間でできる健康体操 真向法』 真向法協会 朝日ソノラマ
・ 『究極の真向法』 加茂真純著 祥伝社
・ 『究極の民間療法ガイド』 上野圭一監修 東洋経済社
保険部 田中