首が回らない、借金? スタッフブログ
首を左右に回す(解剖学用語だと、頚部の回旋)筋肉の代表に、「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」というのがあります。この筋肉の、右が縮むと顔は左に、左が縮むと顔は右に向きます。ということは、左よりも右に向きにくいという人は、左よりも右の胸鎖乳突筋がかたいということかもしれません。
顔を左に向きやすくするなら、左の胸鎖乳突筋にストレッチやマッサージを行うといいということです。
難しいですか?
よく考えればわかります♪
で、この胸鎖乳突筋なんですが、ストレスの影響を受けやすい代表的な筋肉だと言われています。
僕の臨床経験上でも、ストレスがたまっている方や、不眠がちの方などは特にかたくなってることが多いです。
なんでこの筋肉がストレスを受けやすいのか・・・
僕の考察だと、
「胸鎖乳突筋は脳神経の支配を受けているから」
ほとんどの骨格筋は脊髄神経といって背骨の間から出てくる神経の命令を受けて動いているのですが、
胸鎖乳突筋と僧帽筋は、「副神経」という脳の神経に支配されているんですね。
その影響もあって、ストレスの影響を強く受けやすいのかな?・・・と感じています。
上は僧帽筋ですが、ストレスが肩こりを誘発するのも・・・なんとなくつながってきますね。
首を斜めに縦断している筋肉である胸鎖乳突筋ですが、
この斜めについている筋肉がかたくなると、首がまわりにくくなるんですね。
斜めについている筋がかたいと、首がまわらない
斜筋がかたいと、首がまわらない
斜筋⇒首がまわらない
借金⇒首がまわらない・・・
この斜筋と借金のゴロ合わせは、尊敬する脳神経外科のドクターのお話から盗みました♪
つまり、
借金を抱える⇒ストレスがかかる⇒胸鎖乳突筋がかたくなる⇒首がまわらない・・・とつながっている可能性があるんですね。
いやぁ・・・ホントに日本語ってよく出来ていますよね・・・
保険部 田中